10月24日(火)秋田県ニット工業協同組合を対象に、標記事業を実施しました。

 国内のアパレル産業の特徴としては、高品質・高付加価値製品の製造技術が高い中で、アパレルメーカーからの小ロットの受注が増加していることから、多品種小ロット生産に対応するための生産性の向上が求められております。

 第2回目は、前回に引き続き、JUKI株式会社スマートソーイング研究所 顧問 山田 昭 氏を招き、「多品種小ロット生産への対応②~品質向上のための取り組み」と題し講演いただきました。

 品質向上のための手法について、多品種少量生産における品質管理の重要性やQC活動の手法について具体的な事例なども交えながら説明いただきました。現場での具体的な品質管理手法について学び、QC活動や検品などの品質管理体制の検討の必要性を認識しました。

 
 受講者からは、「ロスを減らすための検討をする」「縫製中の過程で責任者による検品を導入したい」など、本研修の内容を製造工程に活用したいとの意見が多く出されました
 今後は、各工場において、研修で得た知識を、実際の製造工程に導入し、生産性と品質管理の向上に取り組んでいきます。