令和元年11月29日(金)、協同組合秋田市卸売市場協会を対象に標記事業を開催しました。
 今回は、「消費者ニーズの把握と取引に結びつける情報の受発信について」をテーマに、公益財団法人流通経済研究所 研究員 吉間めぐみ氏を招き、川下のニーズを把握するとともに取引につながる情報収集・発信、さらに生鮮流通分野が生き残っていくためのポイントについて学びました。
 この中で講師は、商品特性や優位点を伝える情報発信力と、ニーズをつくっていく「需要創造」が必要であり、この実現には、生産から小売までの垂直連携と卸売業同士の水平連携がカギとなってくると述べ、最新の情報を出席者に提供しました。
 出席者は、特に、具体的な連携事例が紹介された際は、メモを取って熱心に聞き入っており、有意義な研修となりました。
 卸売市場では、今回の研修を参考に、情報発信の強化や物流の効率化を進め、市場の活性化と生産性の向上を図っていく方針です。
【研修会の様子】