秋田県の伝統的な漬物である「いぶりがっこ」の需要が拡大傾向にある中で、近年は県外業者による生産量も拡大しており、このままでは、秋田の漬物としての認識がない消費者が増えていくことになる他、低品質ないぶりがっこの普及によるイメージダウンが懸念されている。
 そこで、県内いぶりがっこ製造業者、県・市などオール秋田で「秋田いぶりがっこ」の認知度やブランド力の向上、生産・流通拡大に繋げるため、3回に渡り懇談会を開催する予定である。
 第2回目として、平成28年9月8日(木)横手市「横手セントラルホテル」で開催され、株式会社プロジェクト地域活性 代表取締役社長 望月孝氏より「いぶりがっこの「地域ブランド化」と「共同PR」に向けて」と題し、講演をいただきました。その後、第1回目の県内の製造状況の確認、製造業者の現状確認・課題等を踏まえたSWOT分析を報告し、いぶりがっこのPRやブランド力向上策について意見交換を行いました。