平成29年12月14日(木)企業組合秋田石販を対象に経営力強化支援事業を実施致しました。

 企業組合秋田石販では墓石の販売や加工・設置を事業としております。少人数で操業しているため、営業専門スタッフがいません。新規採用も難しいため「待ちの営業」のまま顧客を獲得ができ、且つ、閑散期となる冬場に利益を獲得できるスキームを構築するため専門家を派遣しました。

 組合の目指すべき姿は閑散期であっても利益を獲得できるスキームや商材を有することで共通の認識はできている。しかし、そこに到達するための方法が多様にあることから、まずはその選別に必用となる組合の「コンセプト」の検討を前回は行った。
 今回はその「コンセプト」を基に、どのような商品やサービスが提供できるのかについて意見をだしあった。ここでは実施の可能性の有無ではなく、多数の商品案を創造できるかが重要で有り、他人の意見は否定せず、とりあえずメモ等で書きためた。
 これまでは墓石やその他石材を、他の事業者の商品と比較して価格を設定し販売していたが、物売りから「コト売り」の視点で、組合のコンセプトを軸とした付加価値の創造は、いろんなアイデアの意見を出させた。
 今後はこの意見について「できること」「できないこと」で選別し、さらに選別されたものを「やること」「やらないこと」に分けていく。