1月13日(水)、秋田市のホテルメトロポリタン秋田において、前TBS解説室長の杉尾秀哉氏を講師に招き、『人口減少社会の先にある秋田の地方創生の在り方』をテーマに「新春経営トップセミナー」を開催し、会員組合の役職員等154名が参加しました。
 講演の冒頭、杉尾氏はテレビ等の報道業界にまつわるエピソードを披露され、和やかな雰囲気の中でセミナーはスタートしました。
 約1時間半にわたる講演で杉尾氏は、「地方創生に向け元気に取り組んでいる地方は『自立心』が強く、身近にある様々な地域資源にいち早く『気づき』、『発信』しビジネスに繋げている。また、雇用の場があれば、地方は子供を産み育てやすい環境が整っており、地方が抱える人口減少のブラックホールから抜け出すことが出来る。」と持論を展開され、最後に、秋田の地方創生に向け「地方創生の主役は、地域住民や民間企業である。様々なモノが満ち溢れ、単に売るだけでは利益を上げることが困難になっている中で、様々な気づきから価値を生み出していく『コトづくり』や、機敏に対応していく『Agile(アジャイル)』というキーワードを意識し、秋田が持つ強さを如何なく発揮してほしい。」と参加者を鼓舞され、参加者は終始熱心に聴講し、大変有意義なセミナーとなりました。
[セミナーの様子]