10月16日(月)秋田スギ製材協同組合を対象に、標記事業を実施しました。

 現在の製材工場においては生産能力を増加させる新たな設備投資ではなく、現有設備で高い生産効率を実現し、市場ニーズにあったコストで製品を供給することが重要となっています。そのため今年度は、現有設備が故障等で停止することのないように「機械(設備)保全」に関する研修会を実施します。

 第1回目は、動力伝達装置、油圧装置、空気装置、電動装置に関する故障とその原因究明に関する事例紹介、そして機械保全の知識が確立されていた場合の経費と機械メーカーに依存している場合の経費の簡単紹介を行いました。
 
 機械保全は直接的に企業へ利益をもたらす取り組みではないが、体系的に確立され継続されれば、故障の前兆に早く気づくことができ、故障後に対応するよりもコストが削減できるのは明確であることを研修しました。