能代山本繊維協同組合を対象に組合活力向上事業(第2回)を実施しました!
縫製業では1回の受注で100枚を下回る「マイクロロット」注文が増加しており、これに対応し生産性向上を図るため、少人数(3人程度)のラインを組む「マイクロ生産システム」への移行が課題となっています。本事業では、同システムの概要について7月の第1回で学び、それを踏まえ、秋田丸善繊維株式会社内に製造テストラインを設置し、9~10月にかけて運用及び検証を行いました。
このたび、運用・検証結果がまとまったため、11月18日(火)、大館市の秋田丸善繊維株式会社において、第2回研修会(報告会)を開催し、組合員等17名が出席しました。
前回に引き続き、縫製業界の卓越技能を持つプロフェッショナル集団「マイスターラボ」代表の稲荷田征氏をお招きし、テストラインの運用・検証結果報告に対して、講評をいただくとともに、他の組合員企業へ情報共有を行いました。
同システムについては、不良をすぐに発見できるなどの複数のメリットがあり、出席者からは運用報告に対して質問が多く出され、関心の高さが窺える結果となりました。
本会では、他の組合員企業においても同システムの導入につながるよう、サポートしていくこととしています。


カテゴリー:
組合活力向上事業
