令和元年11月12日(火)、秋田県稲庭うどん協同組合を対象に標記事業(研修会)を開催しました。

 当組合は、平成13年に本来の「稲庭うどん」を守り伝えていこうとする事業者により設立、組合内で「稲庭うどん」の製法の基準を定め、知名度向上や販路拡大に取り組んできました。
 近年、県外産の「稲庭うどん」の類似品やコピー商品も流通していることから、このままでは、消費者が混乱し産地ブランドのイメージダウンを招く恐れがあるため、今後は、県内の稲庭うどん製造業者が連携し、これまで以上に「稲庭うどん」の品質向上、ブランド力の向上、販路拡大に取り組んでいくことが課題となっています。

今回は組合としての方向性を検討するため、株式会社プロジェクト地域活性代表取締役の望月孝氏を講師に迎え、「地理的表示保護制度の概要」や「全国の地理的表示活用事例」について学びました。
 
研修会の様子