8月18日(土)、秋田市畳業協同組合(金  義悦理事長)を対象に、標記事業を開催しました。
 
 近年、住宅の洋風化を主因に畳需要が大幅に減少している現況において、当組合では今後修繕の増加が予測される、寺社仏閣等に搬入される特殊畳の受注獲得を目標としています。
 
一方で、作業工程の機械化が進行した現状では、手作業や伝統的作業の技術の習得・水準の向上が必要となっております。

 最終回となる第2回目は、前回に引き続き、「板入れ畳」・「拝敷畳」の作成及び完成に向け、尾形畳店 代表 尾形 祐之介 氏 (1級畳製作技能士)を招聘し、寺社仏閣の大規模畳替えの受注獲得を実現するために必要となる、特殊技法による畳製作に関する研修会を実施しました。
 
当組合では、技能集団として、今後も研修会等を通じて伝統的且つ特殊な技術の学習や研鑽に努めることとしております。