本会では、3月14日(火)ホテルメトロポリタン秋田において、組合における年度末の事務作業等を適正かつ円滑に行うための「年度末事務セミナー」を開催しました。
 第一部では、税理士法人福士合同会計事務所所長で税理士の福士文友氏を講師に迎え、「組合特有の税務会計のポイント及び税制優遇措置の活用について」をテーマに、中小企業者等の少額減価償却資産の特例や役員給与の損金不算入などの税制措置について事例を交えた解説がなされたほか、本会からも、平成29年度の税制改正の中から、生産性の向上や労働時間の短縮に繋がる設備投資等のための税制等について情報提供を行いました。
 また、第二部では、「年度末事務手続きの留意点」をテーマに、本会指導員から、組合決算期の一連の事務手順や剰余金処分の方法及び総会議事録・理事会議事録作成上の留意点、登記申請事項等について詳しく説明を行いました。
 なお、平成29年度の税制改正のポイントについては、本会機関誌2月号でもご紹介しております。
 また、組合決算期の事務手順や届出様式等につきましては、本会ホームページに掲載しておりますので、ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。
【セミナーの様子(講師:税理士 福士文友氏】