平成29年1月17日(火)、ホテルメトロポリタン秋田において、組合員等41名が出席し、標記事業の研修会を実施しました。

 講師は前回同様、弘和印刷株式会社 代表取締役 瀬田章弘 氏をお招きし、「現在の市場ニーズからの自己分析」と題し、新しい事業へチャレンジする際に必要となる自己分析について研修を行いました。
 ものをつくれば売れる時代に、印刷事業者が依頼者から求められたことは質、価格、納期でした。しかし、現在は納品した商品の価値であり、それがもたらす効果となっています。
 その観点から再度、自社が顧客から求められていることを考える、実務形式の研修会となりました。質問内容は簡潔でわかりやすいものが多いのですが、回答は自分の考えをまとめる必要があり、時間を要するものでした。
 今後は多くの組合企業が、自己分析にチャレンジし、まずは、経営者と従業員、そして顧客目線における企業価値のズレを認識することからスタートすることに期待したいです。