秋田県の伝統的な漬物である「いぶりがっこ」の需要が拡大傾向にある中で、近年は県外業者による生産量も拡大しており、このままでは、秋田の漬物としての認識がない消費者が増えていくことになる他、低品質ないぶりがっこの普及によるイメージダウンが懸念されている。
 そこで、県内いぶりがっこ製造業者、県・市などオール秋田で「秋田いぶりがっこ」の認知度やブランド力の向上、生産・流通拡大に繋げるため、懇談会を開催している。
 
  第5回目として、平成29年1月23日(月)秋田市「ホテルメトロポリタン秋田」で開催され、GI申請に向けた基準づくり等について意見交換を行った。
 
  また、「秋田県いぶりがっこ振興協議会」の設立総会を行い、「秋田県のいぶりがっこ」の品質向上及び技術の研鑚等を図りながら、秋田の漬物としてブランド化を図り、さらなる生産・販路拡大等に努めていくこととしている。