北海道・東北各道県中央会同士が共通テーマによる研究討議を通じ、会員組合に対し一層充実した支援を行っていくことを目的に、11月24日(木)~25日(金)、秋田市の「ホテルメトロポリタン秋田」ならびに「協同組合秋田市民市場」において、平成28年度東北・北海道ブロック中央会指導員研究会を開催し、各道県中央会から13名が出席しました。
 今回は「組合設立支援」をテーマに、時代の変化に対応しつつ、中央会が今後如何に組合の設立・運営支援を行っていくべきかについて討議しました。
 初日の研究会では、異業種である13の企業・団体がこれまで培ってきたノウハウを持ち寄り、多様化するニーズに対応した「終活支援」を実施すべく今年1月に設立した秋田シニアライフ協同組合の鈴木道雄理事長より、組合組織として共同事業を実施するに至った経緯やメリット等について講話がありました。
 その後、組合設立支援の現状と今後の取組について討議を行い、組織化を目指すグループ等への提案や新設組合に対するフォローアップ支援の在り方等、中央会が組合設立・運営支援のプロとして存在意義をさらに高めていくための具体的なヒントを共有することができました。
 本会では、今後も地域の実情や業界が抱える課題を的確に捉え、「強い組合・強い企業づくり」を推進してまいります。