5月14日(木)、秋田市の秋田キャッスルホテルにおいて「No.1ブランドチャレンジセミナー」の第1回セミナーを開催し、県内の食品事業者等58名が出席しました。講師を務めた株式会社生産者直売のれん会(東京都)の黒川健太社長は、中小食品事業者の販路構築や店舗展開を支援しており、全国各地の埋もれた特産品を発掘し、約100社の生産者連合により駅ナカやデパ地下などでよく目にする「1坪ショップ」を展開するビジネスモデルを構築しています。

セミナーでは、魅力ある商品づくりや販売力の強化に向けたブランド構築のための考え方や、その取組に向けた年間スケジュールの作成方法について学びました。黒川社長からは、「マーケットが縮小している中で、狙うべきは大市場ではなく、小市場の大シェア。販路や販売方法を変えることで、その市場のNo.1ブランドになることができ、収益性が劇的に向上する。」と自らの持論が展開され、出席者は、過去の販路構造や自社の商品を振り返り、今後の自社の成長ビジョンを立案するための「ビジョン策定シート」の作成についても実践しました。