1. 回答事業所数及び常用労働者数


(1)回答事業所数及び常用労働者数
 回答事業所402事業所の常用労働者数は、14,860人で1事業所当たりの平均常用労働者数は約37人(製造業42人、非製造業30人)となっている。
 男女を比率別でみると、全産業では男性が69.5%、女性が30.5%となっている。
 また、業種別に男女の占める割合をみると、男性で最も高い業種は「運輸業」の92.8%、次いで「窯業・土石製品製造業」の87.6%となっている。
 一方、女性では「繊維・同製品製造業」が84.0%と最も高く、次いで、「小売業」が52.2%、「食料品製造業」が46.4%となっている。(表-1)
表-1 回答事業所数及び常用労働者数

(2)常用労働者の年齢別構成
 常用労働者の年齢別構成をみると、男女とも「45〜54歳」が27.3%と最も多く、次いで、「35〜44歳」が23.8%、「25〜34歳」が22.0%となっている。
 また、来年4月1日から高年齢者雇用確保措置が義務化されるが、今後対象年代とされる「55〜59歳」の割合を見ると13.0%を占めており、今後団塊世代の到来とともにこの年代の占める割合は増加することが予想される。(図-1)
図-1 常用労働者の年齢別構成

(3)従業員の雇用形態別構成
 全従業員の雇用形態別構成を見ると、「正社員」が84.7%、「パートタイマー」が8.7%、「アルバイト・その他」が4.8%、「派遣」が1.7%となっている。
 男女別で見ると、男性は「正社員」が92.4%、「パートタイマー」が2.8%となっているのに対し、女性は「正社員」が68.2%、「パートタイマー」が23.9%と「パートタイマー」の比率が高くなっている。また、女性の中で業種別に見ると、「食料品」での「パートタイマー」が43.5%を占めており、正社員(47.4%)とほぼ同じ割合となっている。(図-2)
図-2 従業員の雇用形態別構成


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