県内事業所の週休形態を見ると、全事業所の85.2%が「週休2日制」を導入しており、昨年調査より2.4ポイント増加し、過去最高の実施率となった。
また、全国平均(83.1%)と比較しても2.1ポイント上回っている。
東北6県で比較すると昨年同様、宮城県(85.8%)に次ぐ導入率となっている。(表-1)
「週休2日制」の内容を見ると、「会社独自の休日カレンダー等による週休2日制」を採用している事業所が35.4%(昨年調査32.9%)と最も多く、次いで「月2回週休2日制」17.9%(同18.6%)となっている。また、「完全週休2日制」は11.6%(同13.5%)と昨年より1.9ポイント下回った結果となった。
規模別に「週休2日制」の状況を見ると「100〜300人」では91.7%が実施しているのに対して、「1〜9人」では78.6%と企業規模間で大きな格差が見られる。
業種別に見ると「週休2日制」の実施比率が高い業種は、「化学工業」の100.0%、次いで「金属・同製品」が93.8%、「建設業」が93.5%と続いている。
逆に、「運輸業」では63.9%の実施率となっており、業種間での取り組み意識に大きな差が生じている。
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