当商店街は、盛岡駅前に立地しており比較的恵まれた商業環境にある。しかし、物販店や飲食店、オフィスが混在していることもあり、商店街としての印象が薄い原因となっていた。
また、消費者嗜好の多様化・個性化により、個店独自の魅力ある商品・サービスの提供が求められてきており、店舗単独での取り組みでは限界があることから、各店舗が協力し商店街全体として、販売促進活動を行い、集客力を高める必要があった。
こうした商店街のイメージアップのため、県が造成した「いわて希望ファンド」による支援事業を活用し、「開運橋」の『開運』をキーワードとした事業を展開。「開運100縁(円)商店街」の実施や、各店舗の「開運商品・サービス」、「商店街開運グッズ」の開発、「開運祭り」の開催等により「駅前商店街=開運の街」としてのイメージの定着を図り、商店街区の回遊性向上を図っている。