北東北最大「中古車400台」展示の
カーメッセ・ジャンボ
青森県車販協同組合
理事長  田名部 博司

○一時フェアから常設展示販売へ
 当組合のメンバーは、当初、青森県中古自動車販売商工組合八戸支部(JU青森)やみちのく車販協会のメンバーとして他のメンバーと一緒に「中古車フェア」を年5〜6回程開催していました。これを常設販売所にできないか検討した結果、賛同を得たのが5社で、平成11年に今の場所を購入しオープンしました。その後1社が脱退し、4社で運営しています。
 20年頃前までは、ディーラーや整備会社等が、個々で中古自動車販売をし、購入者も学校の新卒者などが大半でした。このため、販売会社同士がお客様から頼まれている車種や得意とする車種をフェアで販売交換していました。設立の平成11年頃は、車種も多くなり、大都市を中心に大型展示場が続々設置されだしました。そこで、思い切って気心の知れたメンバーで、ディーラー車中心の展示と一味違う各社の車種を一同に展示、しかも、常時400台余の展示場は、北東北3県では、うちよりありません。

○ディーラーと一味違う全社種を一体陳列管理
 昔は、2月〜4月は卒業や転勤時期であり、ディーラーの決算期の総販売台数からサービス価格のものが出回ることと当地の寒さも緩み衣替えの時期となることから、黙っていても売れる時期でしたが、今はチェーン店、ネット販売なども加わり、競争が激しく、売り方の工夫が必要となりました。そこで、平成15年3月に『ワンストップサービスの提供を目指した全天候型車両展示場の開設』をテーマに経営革新支援法の認定を受けました。展示場に屋根をかけるというアイデアは、投資額コストの問題から断念することになりましたが、車種別の展示や車両データ管理の活用を展示に活かす方法を取り入れ、うまくいっています。」「ご覧になっていただければわかりますが、軽自動車、コンパクトカー、ミニバン、1BOX、SUV、セダン、クーペと車種別に並べています。また、組合員4社それぞれの車を1つの会社の車のように一体に並べ、年代や走行距離、価格などの比較ができるようパソコンで一体管理しているのです。

○ネット販売、星空観察会と新しい試みにチャレンジ
 ホームページを今年2月に開設し、中古車情報誌『カッチャオ』等を発行する(株)エムジーコーポレーションさんの支援を戴き、ウェブ上で、月2回の中古車情報を行なっています。電話やメールの問い合わせが日に日に多くなっています。また、イベント案内も行っています。先日行ったイベントには多数の来場客がありました。我々地域の中古自動車販売業者は、ディーラーと違い各種の車種を取り扱っています。協同組合という組織でタッグを組むことで、可能にしているのです。
 来場者や購入者へのサービスとして、向かいの八食センターさんの買い物券や全国商品券、エンジンスターターなどハズレのない景品を満載しています。また、変わったイベントとして、普段夜間照明をしている展示場の明かりを消し、お客様を対象とした「望遠鏡で月・土星を見よう!」イベントも開催しています。
不況、不況と言っても青森県の中古車販売比率(中古車販売台数/新車販売台数)は1.14(全国6位。全国平均は0.95)と、まだまだ中古車需要はあります。県内では年間約54,000台の中古車が売買されています。マイナスイメージだけ膨らまして、努力を怠ったらおしまいです。是非、「カーメッセ・ジャンボ」にお越し下さい。

ご意見・ご要望は
青森県車販協同組合
〒039-1103 八戸市大字長苗代字観音堂88番地1
TEL 0178-29-3135  FAX 0178-21-2262

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