年頭所感

全国中小企業団体中央会
会長 佐伯 昭雄

 新年おめでとうございます。
 平成21年の年頭に当たり、全国の中小企業の皆様並びに中小企業組合等中小企業団体の皆様に新年のご挨拶を申し上げます。
 昨年は政治も経済も激動の年でした。政治においては福田内閣より麻生内閣へ、そして米国ではオバマ氏が大統領に選ばれました。この間急激な原油価格の上昇や多くの原材料の高騰などにより経済は100年に一度という危機的状況になりました。これは米国をはじめとする全世界的な問題であります。
 中小企業の厳しい現状に関し、政府も緊急経済対策など多くの手段を講じていますが、簡単に解決するものでもありません。
 今年も中小企業は我慢の年となることが予想されます。この様な時にこそ、組合に結集した中小企業の団結と連携が大切であります。金融情勢としては、昨年10月1日より商工中金が株式会社となり、中小企業金融公庫や国民生活金融公庫等の統合により新しい日本政策金融公庫が発足しました。今後とも中小企業の金融対策に万全を期していただきたいと考えております。
 昨年11月20日に中小企業団体全国大会を、2300名の同志の参加を得て仙台市において盛大に開催し成功裏に終了することが出来ました。皆様方に厚く御礼申し上げる次第です。
 苦しい時ではありますが、明日のための開発などへの投資を怠らず希望の光が見える年としたいものです。
 最後に皆様方にとってこの1年が良い年であることを祈念して年頭の挨拶と致します。



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