寺田秋田県知事と本会役員との懇談会を開催
〜各業界の話題について活発に意見を交換〜


米澤会長

寺田知事
 12月19日(火)、秋田市の秋田キャッスルホテルにおいて寺田知事と本会の役員との懇談会を開催した。
 開催に当たり、米澤会長は、「中央会では400を超える組合とその傘下の2万5千の中小企業が力強く事業展開ができるよう、活力ある企業の育成に努めています。本日のご懇談を通して今後の県施策に反映して頂ければ幸いと考えています。」と挨拶を行った。
 懇談会では、本会から過日開催された専門委員会、代表者会議並びに役員懇談会等で出された意見等について、参加した各理事からテーマ毎に知事に対し要望・提言を行い、これを基に知事をはじめ県との活発な意見交換を行った。
 提出した主な要望事項は次の通り。

I 中小企業対策予算の充実について
 特に、経済社会の環境変化に対応した戦略的事業や地場産業の振興に直接資する事業に係る予算を充実していただきたい。
II 地場産業の育成について
 本県の代表業種である「食品」「木材・木製品」「清酒」「機械器具」の付加価値を高めていくための各種支援を一層強化していただきたい。
III 商店街の活性化とまちづくりについて
 人々の営みの中心的な役割を担う中心商店街に対する市町村の取り組みに対し、県も一層後押ししていただきたい。
IV 官公需の受注機会の安定的確保について
 公共工事及び物品、役務の発注を地元業者へ積極的に行うとともに、分離・分割等により地元中小企業者の受注の安定的確保に努めていただきたい。また、中小企業庁の証明を受けた「官公需適格組合」の積極的活用を図っていただきたい。

 要望事項に対し寺田知事からは、内容や実情については概ね理解を得られるとともに、具体的な内容については、今後本会及び業界と県の関係部署との間で協議をしていくとの回答が得られた。
 なお、知事のほか県からの出席者は、次の方々です。
○ 産業経済労働部
部長
佐 藤 文 一氏
○    〃  
次長
加賀谷 誠 一氏
○ 産業経済政策課
課長
佐 藤 文 男氏




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