話題の広場

中央会事業より
外国人研修生受入事業懇談会を実施
 2月2日(水)、秋田市の三井アーバンホテルで第2回外国人研修生受入事業懇談会を実施した。懇談会には、財団法人国際研修協力機構企業部相談課長の有木研氏をはじめ、外国人研修生を受け入れている組合関係者など45名が出席した。懇談に先立ち有木研氏から、「外国人研修生受入に当たっての生活指導の徹底」と題して、生活指導員の役割や生活適応の指導など研修生に対する日常の接し方などについて説明が行われた。懇談会では、メンタルヘルスケアなど日常の生活指導のための方策について活発な意見交換が行われた。

インターンシップ推進連絡会議を開催
 2月3日(木)、秋田市のアキタパークホテルにおいて、秋田県教育委員会と合同で高校生インターンシップ推進連絡会議を開催した。
 本事業は、秋田県教育庁高校教育課と密接な連携の下、職業安定機関の委託を受けて本会が昨年度から取り組んできた事業で、本年度は受入先企業が1,576社に達するなど事業所の理解が増したほか、生徒の離職防止に役立っているなど出席した関係機関からも高い評価が得られた。

組織化集中指導事業を実施
 2月6日(日)、秋田市の社団法人秋田県自動車整備会館「研修室」において秋田県自動車電装品整備商工組合(西村常三郎理事長)を対象とした第2回組織化集中指導事業を開催した。今回は、「ハイブリッド自動車の高電圧システムと低圧電気の基礎知識の修得について」というテーマで、午前中は座学として、社団法人秋田県自動車整備振興会教育技術課係長の植田秀幸氏及び秋田トヨタ自動車株式会社サポート本部技術支援室の田口清宣氏を講師として法令やメカニックについて、午後からは現車を使った実技研修を行い、出席者は法令やハイブリッド自動車の点検整備時の作業上の心得等を熱心に学んでいた。

戦略的コスト削減研究会を開催
 2月10日(木)、秋田市のホテルメトロポリタン秋田においてコスト削減研究会を開催した。
 本事業では、製造業を営む企業のコスト削減や競争力の向上等に焦点を当て、専門家を活用しながら研究会参加メンバーの経営体質の改善や強化に向けた取り組みを行ってきたが、今回は、これまでの事業の総括として、研究会のモデル企業である秋田基準寝具株式会社の臼井功企画室長から活動事例が、また、専門家であるシステム経営研究所代表の岡田秀幸氏からは、「ロス・コストの極小化」と題して講演が行われた。同氏は、「一流の製造現場になるためには、当たり前のことを徹底的に実行することが大事である。」と述べた。本事業は、引き続き来年度も新しくメンバーを募集して実施することにしている。

第2回官公需問題懇談会を開催
 2月18日(金)、秋田市のアキタパークホテルにおいて、第2回官公需問題懇談会を開催した。
 今回は、全国官公需適格組合受注確保協議会会長の星野輝夫氏から「官公需法の活用方法について」と題して講演が行われた。同氏は、「官公需は、国の大きな施策になっており、中小企業の発注率を高めると同時に地元経済の活性化につながる。中央会と一緒にPRに努めることが大事である。」と提言した。引き続き懇談が行われ、活発な意見交換が行われた。


アラカルト

本会の支援によりホームページを作成!
〜組合等web構築支援事業を活用〜
 組合等がwebサイトを構築し、組合情報や組合員情報等を広く発信し、業界の活性化及び個別企業の新たなビジネスチャンスの創出を図ることを目的とする「組合等web構築支援事業」(全国中小企業団体中央会の補助事業)に本年度取り組んだ4組合のホームページが完成しました。それぞれの組合の特色をふんだんに取り入れた内容となっていますので、是非、ご覧下さい。

【秋田たばこ販売協同組合】
http://www.chuokai-akita.or.jp/akita-tabacco/
 皆様とともに、地域に密着した活動を通し、社会貢献に努めています。
【秋田市個人タクシー協同組合】
http://www.mo.acbb.net/~akitakojin/
 皆様に親しまれるようなモデルコース作りとサービス向上に努めています。
【能代山本繊維協同組合】
http://www.chuokai-akita.or.jp/nyskk/
 「小ロット」「多品種」「高付加価値」「短納期」に対応できる技術集団です。
【設計集団環協同組合】
http://www.chuokai-akita.or.jp/kan/
 それぞれの得意とする分野の専門家が集まって活動しています。

創立20周年記念祝賀会開催
〜秋田市通町商店街振興組合〜
 秋田市通町商店街振興組合(片谷信一理事長)の創立20周年記念祝賀会が、2月22日(火)、秋田市の「せきや」において開催されました。
 片谷理事長は、「昭和60年12月に組合を設立以来20周年を迎えることができた。この間、平成10年には商店街近代化事業が完成し、地域の皆様に安心して買い物を楽しんで頂ける商店街に生まれ変わった。今後も組合員一同決意を新たに邁進していきたい。」と挨拶しました。



インフォメーション
第1回ものづくり日本大賞候補者の募集!
 今回、新たな総理大臣表彰制度として「ものづくり日本大賞」が創設されました。この制度は、我が国の産業・文化の発展を支え、豊かな国民生活の形成に大きく貢献してきた「ものづくり」を着実に継承し、さらに発展させていくため、製造・生産現場の中核を担っている中堅人材や、伝統的・文化的な「技」を支えてきた熟練人材、今後を担う若年人材など、「ものづくり」に携わっている各世代の人材のうち、特に優秀と認められる人材に対して内閣総理大臣賞を授与するものです。

◆表彰の対象分野…建設業以外の業種が対象
 ◎産業・社会を支えるものづくり
  (1)製造・生産プロセス
  (2)製品・技術開発
  (3)伝統技術の応用
◆応募の方法
 応募は候補者本人が行うのではなく、候補者を推薦する方(推薦者)が2名の賛同者を得て申請して下さい(候補者本人による申請は認められません)。
 応募要領と応募書類は、(社)日本機械工業連合会のホームページからダウンロードできます。(http://www.jmf.or.jp/mono/
◆応募締切
 3月11日(金)…当日の消印有効
【問い合わせ】
東北経済産業局地域経済部 情報・製造産業課
(Tel. 022-215-7236)


支援団体活動レポート
このコーナーでは、本会が支援する団体の活動を紹介します。
中小商業活性化支援事業連絡会議を開催
〜秋田県商店街振興組合連合会〜
 1月26日(水)、ホテルメトロポリタン秋田において秋田県商店街振興組合連合会(長雄潤二理事長)主催による「中小商業活性化支援事業連絡会議」が当連合会所属の13会員が出席して開催されました。会議では、事業の進捗状況報告や平成17年度商業施策・同関連予算案等の概要説明が行われました。引き続き、「秋田県との意見交換会」が行われ、秋田県産業経済労働部長加藤清美氏をはじめ、県側担当職員に対して各商店街の現状や課題が出された他、施策反映のための種々活発な意見交換が行われました。

講習会・新年交流会を開催
〜秋田県異業種交流倶楽部〜
 2月4日(金)、秋田市の秋田ビューホテルにおいて秋田県異業種交流倶楽部(齊藤健悦会長)の環境・安全等対策関連講習会と新年交流会が開催されました。講習会では、中小企業基盤整備機構経営支援専門委員の佐伯昌俊氏から、「容器包装リサイクル法対応について」と題して、平成12年4月より完全施行された「容器包装リサイクル法」制定の背景や法律の枠組み等について説明が行われ、出席した会員は熱心にメモを取っていました。
 引き続き新年交流会が行われ、会員同士の交流を深めました。

新会長に太田光重氏が就任!
〜秋田県官公需適格組合連絡協議会〜
 秋田県官公需適格組合連絡協議会の平成17年度通常総会が2月18日(金)、秋田市のアキタパークホテルにおいて開催されました。
 総会では、平成16年度の活動報告書や収支決算書が承認された他、平成17年度の収支予算が承認されました。また、役員改選が行われ、新会長には太田光重氏(秋田管工事業協同組合理事長)が、副会長には木村剛氏(秋田県南地区生コンクリート協同組合理事長)が新たに選任されました。

太田新会長


桃李下自蹊成
 今期の冬は、初雪や根雪は例年より遅かったものの、その後は19年ぶりの豪雪とか。2月末までは行きつ戻りつの春暖遅々とはいえ、日だまりにちょっぴり優しさを感じる。
 今年度、「中央会は、中小企業のネットワークプランナー」というキャッツフレーズを掲げ、中小企業連携組織の専門支援機関として活動した。年度当初各事業に具体的な数値目標を掲げ、評価を定量的に行い、その成果分析を3月に実施することにしている。
 また、年度当初「1課1目標」を掲げ、その達成度合いも3月に検証する。
 いずれも、会員により一層頼られる中央会を目指して平成16年度に掲げたものであり、検証結果を踏まえて17年度事業を展開することとしている。
 2月23日、組合関係者など外部の人も含めた情報編集委員会を開き、17年度機関誌編集について意見・要望を聞いた。記事内容で改善すべき事項の指摘はあったが、編集の基本スタンスはおおむね賛同頂いた。
 編集担当者をはじめ職員全員がさらなる努力をして、今以上に親しみやすく読みやすい機関誌の編集に心がけたい。
(M.F記)


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