景況レポート
DI値、製造業・非製造業とも改善
製造業は7年3カ月ぶりにプラスに!
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6月分

図の見方●前年同月比の【D.I値】をもとに作成しております。

 6月分の県内景況は、前年同月と比ベて景況が「好転」したとする向きが17.7%(前月調査12.5%)、「悪化」が34.2%(同33.8%)で、業界全体のDI値は−16.5となり、前月調査−21.3と比較して4.8ポイント改善した。
 内訳としては、前月調査と比べ製造業が6.2ポイント改善し、DI値は平成9年3月以来7年8カ月ぶりにプラス3.1となり、非製造業も3.5ポイント改善し、DI値は−29.8となった。

対前年同月比
好転悪化割合 業界全体




業界の声
☆5月の清酒の出荷量は、1,949キロリットルで前年同月比84.0%で推移した。
(清酒製造)

☆引合・受注件数とも上向いてきた。ようやく資材値上がり分を製品価格に転嫁出来るようになってきている。
(鉄鋼・金属)

☆対前年同月比で、加工坪数・売上高ともに増加し、7月末までの加工予定が埋まっている状況である。
(プレカット)

☆6月の新車販売台数は、軽自動車2,062台(前年比106.7%)、登録車2,647台(前年比93.5%)、合計では4,709台(前年比98.9%)であった。
(自動車販売)

☆6月の整備需要は、前年同月比で登録車が1.6%増加、軽自動車も11.9%増加し、全体では4.8%の増加となった。
(自動車整備)

☆原油価格の高騰が続いており、ガソリンは前月比8円、軽油も4円、灯油は18リットル宅配で57円と大幅に値上がりした。
(石油)

☆公共工事が前倒しで発注され、組合員各社とも仕事量は増加傾向にあるが、資材等の価格高騰により予算面で苦慮している。
(管工事)

☆輸送量は回復傾向にあるが、燃料価格が高騰しコストアップとなり収益の低下に繋がっている。
(トラック)

☆伊徳・ツルハ等の郊外大型店に客足を取られ、売上高は前年同月比で減少した。
(鹿角市花輪大町商店街)



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