景況レポート
20ヶ月ぶり DI値マイナス20台
情報連絡員80名
回答数 77名 回答率 96.3%
6月分



図の見方●前年同月比の【D.I値】をもとに作成しております。

 6月分の県内景況は、前年同月と比ベて景況が「好転」したとする向きが15.6%(前月調査9.1%)、「悪化」が44.2%(同49.4%)で、業界全体のDI値は-28.6ポイントで、前月調査-40.3ポイントと比較して11.7ポイント改善されました。業種別では、清酒製造・プレカット・家具製造業の売上高が好転したことにより製造業全体としてのDI値は-9.7ポイントとなりました。また、非製造業では電気工事業、砕石業の売上高が好転したことによりDI値は-41.3ポイントとなりました。この結果、DI値は平成12年10月以来20ヵ月ぶりに-20ポイント台になった。

対前年同月比
好転悪化割合 業界全体




業界の声
☆清酒の出荷量は2,567キロリットルで前年同月比103.8%で8ヵ月ぶりに好転しました。
(食料品)

☆受注が増加し工場はフル操業の状況にあります。
(プレカット)

☆県外(東北)の特養ホーム関連の受注により売上高は今月も前年比35%増加しました。
(家具製造)

☆道路路盤工事があり対前年比で137%の出荷量で推移しました。
(砕石)

☆運賃水準が下落傾向にあることから、対前年比では各企業とも売上高が減少しています。
(トラック運送)

☆清酒・焼酎は前年比で減少、ビールは発泡酒の伸びの影響を受け大幅減少、発泡酒・リキュールは前年より増加、全体では前年を僅かながら下回りました。
(酒類卸)

☆6月の新車販売台数は、軽自動車2,037台(前年比100.2%)、登録車は2,779台(前年比86.6%)、合計では4,816台(前年比91.9%)となっています。
(自動車販売)


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