中央会の事業より
グループ創業バックアップ事業
介護福祉創業懇談会を開催
 3月2日(土)秋田市において、介護福祉分野で創業をお考えの方を対象として標記の懇談会を開催しました。最初に県長寿社会課船木副主幹より「介護保険制度・指定事業者となるためには」、国民生活金融公庫大泉融資課長からは「創業に当たっての金融支援について」をテーマに、それぞれ説明がありました。また、企業組合ほっと佐藤理事からは「ディサービスの現場から」生の声が紹介されました。
 参加者からは、「大変参考になる部分が多い」、「同じ夢を持つ参加者との交流も生まれた」など声もきかれ、意見交換では、指定事業者への具体的要件確認や改正予定の介護保険法、介護報酬など具体的な質疑応答が交わされました。また、個別相談では、事業計画等の相談があり、創業に向けて具体的な動きが見られました。

グループ連携マーケティング事業
日本酒を楽しむ会を開催
 今年度、グループ連携マーケティング事業に取り組んでいる「あきた羽州酒蔵街道の会」の講演会及び試飲会を3月8日(金)秋田市において開催しました。
 講演会では、日本酒愛好家で世界的に著名なハープ奏者三宅美子氏をお招きし、初めての試みとして音楽と日本酒を融合させての商品PRを行いました。
 また、今回で4回目となる試飲会(日本酒を楽しむ会)では、グループである5社の蔵元紹介及び詰め合わせセットをステージでPRを行い、絞りたての新酒を飲み比べられるよう十分なお酒を提供しました。
 来年度は他のグループと連携した形態で新たなグループ連携を模索することとしています。

企業連携シーズ育成事業
機能性食品消費者懇談会を開催
 3月12日(火)秋田市において、あきた機能性食品研究会のメンバー5社が開発したβ-グルカンを豊富に含むキノコ「鹿角霊芝」などを利用した栄養機能食品の試食懇談会を開催しました。
 この試食懇談会は、5社が開発した8製品を対象に消費者から味や価格帯などの意見を聞き製品に反映させ市場拡大を図るために行ったもので、その結果、「味」「食味」については概ね良好の評価が得られたものの「値頃感」に関しては、現在のデフレ傾向が影響してか厳しい結果となりました。
 また、β-グルカンの効能も「継続摂取」が条件であることから「味噌」等の開発に取り組んでみてはどうかという声も聞かれました。
 

デザイナーズバンク育成事業
ナイトセッション(第5回)を開催
 3月15日(金)秋田市において、あきたデザインネットワークのナイトセッションを開催しました。今回は、産業界との連携による商品開発等のプロジェクトへの積極的な参加、「デザイン」というものを普及啓発できる活動を行っていくにはどうしたら良いのかという今後の活動の方向性を中心に懇談が行われました。
 その中で、自立を前提とした組織と運営を行う。会員ひとりひとりの参加意識を促す。デザイナーやモノづくりの人・関連業界を集めた幅広い交流会の実施。などという来年度の活動方針が話し合われました。

組合監事講習会を開催
 去る3月18日(月)秋田市において、組合会計監査のすすめ方をテーマとして組合監事講習会を開催しました。
 講師には、公認会計士前田正人氏をお迎えし、会計監査のポイントについての具体例をあげた解説が行われました。その中で、内部牽制組織の整備が前提であり重要、その評価が高ければ、作成される帳票書類の信頼性が高くなること。また、期中、年度末決算時の監事の役割とその責任などを中心とした説明がなされました。出席者は監事の役割を再認識し、熱心に聴講していました。
 


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