組合情報アラカルト

白神こだま酵母でおいしいパンを

 秋田県パン協同組合(渡部岩雄理事長組合員28名)では、3月23日(金)秋田県総合食品研究所(以下、県食研)において「白神こだま酵母を使った製パン」をテーマに研修を行いました。これは県食研で新しく開発した同酵母の活用を目的に、講師には県食研の研究員があたりました。組合では平成14年度から白神こだま酵母を使った学校給食用パンを供給したい意向を持っており、21社33名が技術面の向上のため実技などを受講しました。また、本年度も数回、講習する予定です。今後、おいしいパンを生徒達へ提供することが期待されます。

発芽玄米の製法で特許

 4月20日(木)秋田県総合食品研究所において、秋田市の株式会社エムアンドエム(佐々木正光社長)が開発した「γ-アミノ酪酸富化発芽玄米及びパウダー」の記者発表が行われました。 同社が特許製法を取得したのは、数多くある発芽玄米に含まれているγ-アミノ酪酸を富化する製法のうちの一つです。γ-アミノ酪酸(GABA)は、神経抑制作用や精神安定作用などの機能を有しており、血圧降下作用、脳の代謝促進作用、動脈硬化の予防、二日酔いの防止、皮膚の老化防止などの効果もある物質として注目されています。発表の場では商品化された「八大宝」及び「八大宝パウダー」を使った調理方法の紹介、食パンやクッキー、お好み焼き、豆腐などの試作品の試食会が行われました。
  
なお、商品についてのお問い合わせは同社まで
TEL 018-862-9287

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