〜秋田の銘酒データベースを準備中〜

 秋田県酒造協同組合(伊藤雄太郎理事長)では一昨年、本会の「中小企業情報発信強化支援事業」を活用して、県内蔵元別のホームページを作成し、「蔵元直送」で消費者が直接購入できる仕組みを確立しましたが、このホームページでは、①お酒を探す前に蔵元を探す必要がある、②消費者が望む価格帯で検索できないなどといった様々な問題点を抱えておりました。
 そこで本会では、従来と違った角度から新しい販売システムを構築するため、ホームページの全面リニューアルを行い、「秋田の銘酒データベース」の開設に向けて支援しているところであり、本年7月中には公開することにしております。

今回のリニューアルの特徴

1.お酒の種別に、県内の銘酒をデータベース化
 これまでの蔵元ごとのホームページから、お酒の種別に商品陳列棚を作成しました。   【純米(大)吟醸酒】・【(大)吟醸酒】・【純米酒】・【本醸造酒・その他】・【ギフト(セット)商品】のカテゴリーからお好みのお酒を見つけることができます。
2.あらゆる角度から検索ができます
  「価格帯」・「代表銘柄」・「蔵元(会社)名」・「商品名」等あらゆる角度から、消費者が自由に検索でき、お好みのお酒を見つけることができます。
3.直接購入することができます
  消費者がインターネット上でお酒の直接購入する場合には、ご希望のお酒の詳細情報(商品特性や蔵元のコメントなど)が掲載された「ショッピングページ」へリンクしています。   このショッピングページは、酒類小売販売業者である財団法人秋田県物産振興会が運営しているもので、消費者は住所・氏名等を入力し、送信(注文)すると1週間以内でお目当てのお酒が宅配されます。
4.全国でも初の試み
 各都道府県酒造組合・酒造協同組合が組合員である蔵元の紹介ページを作成し、蔵元ごとに商品を紹介している例は多々見られるものの、同組合のように県内の銘酒のすべてを一堂に会してデータベース化し、これをインターネット上で公開するのは、全国初めてのことです。
URL http://www.chuokai-akita.or.jp/osake/

インターネットを活用した“秋田の銘酒”販売システム




“酒どころ秋田”を象徴する53蔵元のラインアップ


“美酒王国・秋田”復活に向けた取組み
 本年4〜5月にかけて行われた国税庁醸造研究所主催の「平成11酒造年度全国新酒鑑評会」において、本県は金賞11点で4年ぶりに東北一の座を奪還、全国でも4位に入る健闘をみせてくれました。
 また、県内蔵元の統一ブランド“秋田旬吟醸”として売り出す清酒を決定する「産地呼称清酒認証品質審査会」が6月15日(木)、秋田市において開催され、出品された31点のうち、28点が合格するなど、醸造技術の高さを示した結果となりました。
 少子・高齢化等の社会的要因や多様な酒類の嗜好により日本酒離れが進み、日本酒の需要が伸び悩む中、県内蔵元は今まで以上に高品質な酒造りを目指しています。
“秋田の銘酒”をどうぞ!
 同組合では「今回のデータベースを活用して一人でも多くの方に“秋田の銘酒”を知ってもらい、現在進めている“そろそろ日本酒”キャンペーンの更なる成功に結びつけていきたい」と話していました。
 また、秋田県酒造組合のホームページでは、お酒が当たる秋田美人の人気投票や秋田の酒クイズを実施中です。(URL http://www.osake.or.jp)
 このデータベースが公開になりましたら、是非、秋田の銘酒をご賞味・ご堪能下さい。

商品例(例:純米大吟醸)に閲覧できるトップページ
URL http://www.chuokai-akita.or.jp/osake/


(財団)秋田県物産振興会によるショッピングページ




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URL http://www.chuokai-akita.or.jp/