組合情報アラカルト

■インターネットで企業間のマッチング!  

 平成12年2月21日、本会宛に、県内金属加工 メーカーとの新規取引を希望する県外企業から紹介依頼の電子メールが届きました。
 依頼先企業は、各種金型用部品の製作・加工等を行うメーカー(本社・横浜市)です。
 依頼内容は、半導体装置用に係る部品加工や同金 型の設計・製作に関するものでした。
 本会では、早速、社団法人秋田県機械金属工業会等へ照会。依頼内容を実現できそうな企業をリストアップし、依頼先企業へ回答しました。
 その後、依頼先企業よりその中から1社(鹿角市)には正式発注、もう1社(本荘市)には別件で依頼できる可能性があるとのことで3月22日に来秋し、具体的な打合せを行いました。
 今回のケースは依頼先企業が本会のホームページを閲覧して、本会が県内企業に対する支援を積極的に展開している機関との認識をいただいてのことでした。
 本会では、今後ともこうした企業間のマッチングを支援していきますので、何なりとご用命ください。


■買物広場わきで大屋根の起工式
 〜神事行い、安全祈願〜  

 秋田駅西口活性化事業協同組合(佐々木泰英理事長)が秋田市のJR秋田駅買物広場横に建設する大屋根の起工式が3月21日、現地で行われた。
 起工式には、同組合、秋田市、本会や工事関係者約40人が出席。佐々木理事長や石川秋田市長らがくわ入れなどの神事を行い、工事の安全を祈願した。
 大屋根(本誌12月号「新会員紹介」に掲載。)は、総工費14億円で、完成は本年11月30日の予定。


■曲げわっぱの新デザイン作品が
 林野庁長官賞などを受賞  

 大館曲ワッパ協同組合(伊藤国弘理事長)と大館市にある秋田職業能力開発短期大学校が共同開発した曲げわっぱの新デザイン作品4点が日本木工機械協同組合主催の木工作品コンテストで最高賞の林野庁長官賞などを受賞した。
 最高賞に輝いた「照明器具」は、曲げわっぱの曲げ部分を利用し、段差をつけてすき間から光が漏れるような仕組み。和と洋の融合、斬新な形が目につく。
 一方、日刊工業新聞社賞を受賞した作品は「銘々皿」や「レターボックス」など3点。皿類は曲げ部分を装飾として扱ったり、平面部分に曲げを用いるなど、いずれも従来の曲げわっぱ製品が持つ固定観念を払拭したもの。
 同組合では、「これらの商品化を目指して下地工程に着手し、来春までに市場に出せるようにしていきたい。これを機に産学一体となっての伝統工芸推進をさらに盛り上げていきたい。」と新しい曲げわっぱ製品の提案や産学連携による商品開発に意欲を見せている。

 林野庁長官賞を受賞した照明器具

 日刊工業新聞社賞を受賞した銘々皿ほか 



今回は協同組合秋田市民市場の石船京子さんからお話を伺いました。

◆組合に勤務されてどれくらいになりますか?
1年9ヶ月になります。事務処理上、組合員の方々と接する機会もあるのですが、秋田市民市場には現在172店舗があり、約600人の人たちが働いています。未だに、なかなか皆さん全員のお店を覚えることができないんです。

◆現在どのような業務をされていますか?
 経理全般を担当しています。昨年10月の臨時総会で、市場の建物を改築することが決定し、最近は徐々に忙しくなってきています。

◆いくつか資格をお持ちですね?
 ワープロ検定3級、秘書検定3級、簿記検定2級と中小企業組合士の資格を取得しました。組合での毎日の仕事の中で、特に運営関係では組合士としての知識が大変役に立っています。

◆どのような趣味をお持ちですか
 エアロビクスは始めてからもう10年以上になります。運動の後はついつい食事が進んでしまうので、残念ながらシェイプアップには効果なし!なのですが、ストレス解消には最適です。
 英会話も勉強しています。英語力はもちろんですが、自分の視野が広がるのが何よりうれしいです。先生がアメリカ・ユタ州出身の方で、アメリカでの生活習慣について教えて下さったり、アメリカの行事に合わせた様々なパーティを企画して下さるので、海外旅行には簡単に行けないけれども、異国の文化に触れられた気分で、とっても楽しく続けています。

◆上司寸評
 市民市場のマドンナ石船さんは明るく、仕事はテキパキ、意見はハッキリの女性です。ちょうど市場の改築事業と重なり、大変忙しい毎日を送っていますが、今のまま、自分らしさを大切にして、これからも頑張ってほしいと思います。
(専務理事 杉山吉則氏談)


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