組合情報アラカルト


■デザインネットワーク発足会

 11月19日、県内デザイナーで組織する「秋田デザインネットワーク」が発足した。本会の組織化集中指導事業で、9月に準備会を開き、この度の設立となった。来賓の県商政課小林憲一課長からは「業界からの期待も大きく、強固なネットワークづくり努めていただきたい。」との挨拶がなされた。ものを作り出すときにはハード面ばかりが重視される傾向にあるが、デザインなどのソフト面の重要性を訴えていくため、今後メンバーのディスカッションを行う交流会を来年から2ヶ月に1回のペースで開催していくこととしている。
 本年度の「グッドデザイン賞」に県内から、高齢者の交通安全服としての反射材を縫い込んだ「カシミヤピカットコート」(秋田市新屋「ほうこう」)、ワンタッチで折り畳める屋外用ゴミ収納器具「タウンネット(同市寺内「日本機械工業」)が選ばれるなど意欲的な動きをみせている。
 業界ではこのような状況を踏まえて、今後製造業界との連携を深め、グレードの高い製品開発に一層努めていくこととしている。


■六郷町商業協同組合

 六郷町商業協同組合(湯川雄幸理事長)は11月18日共同店舗「ショッピングセンターAX(アックス)」をオープンした。六郷町は、豊かな環境に恵まれており、全国名水選の湧水群には観光客も増加している。しかし最近の商業環境は厳しく、周辺の大曲、横手の大規模のショッピングセンター出店などの影響が大きく、町の商店街は衰退している。そこで、町の商業活性化を図るため、地元若手経営者を中心として今年6月に組合を設立し、共同店舗建設に向けて計画を進め、この度のオープンとなった。延べ床面積約1,800m2、駐車場100台の施設には食品・日用品・生花・酒・菓子・衣料・ビデオ・クリーニング店が入居している。


■秋田県機械金属工業会・秋田県鐵構工業(協)
  先進地視察

 11月18、19日の両日にわたり、(社)秋田県機械金属工業会・秋田県鐵構工業(協)では、傘下企業・関連機関から36名の参加により山形県酒田市及び鶴岡市にある先進企業4社の視察研修を実施した。
 視察先企業の中には、特許権480件を所有し、製品は全て自社のオリジナルという企業や農機具メーカーから真空技術分野へ業種転換し、真空装置、容器を製造する東北有数の真空関連企業などがあり、独創的技術で際立った存在感を示している。
 工場視察後の懇談では、活発な質疑応答が行われ、自社の経営に少しでも役立てようとする積極的な姿勢がうかがわれた。  

※訪問先企業:(株)斎藤農機製作所、(株)石井製作所(酒田市)
       秋山鉄工(株)、(株)板垣鉄工所(鶴岡市)


 今回は湯沢雄勝砂利協同組合の藤原由美子さんにお話を伺いました。

◆職場には慣れましたか?
 卒業してアスレチックのインストラクターをやっていましたが、縁あって今の職場に就職し6年目になりました。最初は組合という組織に本当にためらいました。会社が“縦社会”だとすれば組合は“横社会”といわれますが、このことを理解するのに時間がかかりました。

◆お仕事の内容は?
 組合員の皆さんへの事務連絡、会議の資料づくり、経理など事務全般を担当しております。ミスしたこともありますが、組合員の皆さんは本当に優しくて、それだけに一生懸命頑張らねばと思っています。会議でも難しいこともいろいろ議題になりますが、組合の事業は組合員の企業の経営にとっては大変重要なんだなと痛感しています。

◆休日などはどのように過ごしてますか?
 仙台や秋田へクルマでよく出かけます。ウインドウショッピングも含めて買い物や映画に行くことが多いです。それにコンサートにも・・・。お酒の方はたしなむ程度ですが、最近は回数も減りました。

◆上司寸評
 スポーツウーマンらしく性格が明るくハキハキしており、仕事にもメリハリをつけ頑張ってもらっています。男社会の組合だけに、笑顔と優しさを今後も持ち続けてほしい。 (事務局長 下夕村恭治氏談)

 



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