ある日、遠方よりお客様がご来店いたしました。同時にいつもご来店いただいております近所のお客様もいらっしゃいました。遠方からのお客様はこのこがしもろこし秋田の銘菓と聞いているとのことで、お買い上げになろうとしておりました。近所のお客様は、ここのもろこしは本物だとおっしゃっいました。偽物と本物があるんですね。それではそれをどうして見分けたらよいのでしょうかと質問。近所のお客様はいとも簡単に、食べてみればわかりますとおっしゃっておりました。

ふるさと時空散歩
    平成十一年四月二十七日火曜日       (12)秋田魁新報

「風味良く」献上品に
 江戸期に発祥製法
        受け継ぐ
 秋田銘菓 「もろこし」は全国にある干菓子・落雁(らくがん)の一つ。落雁はこめ、麦、大豆などの粉を主原料とし砂糖を混ぜて型に入れて焼く菓子で、もろこしは小豆粉で作る。名称の由来については諸説あるが、秋田藩主が「諸々の菓子に越して風味が良い」と言ったという説が有力だ。しかし、この藩主は特定されておらず、起源について記した古い文献は少ない。 (後略)


 当店では、このもろこしを厳選された小豆粉と砂糖だけで、なるべくやわらかく製造いたしております。勿論、食品添加物などは一切使用いたしておりません。どうぞ、小豆の風味ととろける舌ざわりをお楽しみください。
    小林菓子舗
       四代目店主
          小林英眞