贈って喜ばれ、もらってうれしい
「はちのへ共通商品券」
はちのへ共通商品券協同組合
理事長  橋本 精二

○お客様の声に耳を傾けたら・・・
 当組合は平成元年に、八戸市の中小商業者の活性化手段として、また、消費者に喜ばれる共通商品券を作ろうと組合を設立しました。土台になったのは、「八戸市中心商業街区活性化研究会」で、先に同研究会が実施していた「共通駐車券発行事業」が消費者から大変喜ばれ、人気が定着したことから第二段の人気商品を作ろうと研究会を重ねていました。そんなとき、お客様から『いつでも、どこでも使え』かつ『おつりがもらえる』商品券を作ってほしいという声が寄せられました。しかし、多くの都市・町村で発行されていた商品券は、大型店対策として発行していることから、大型店では使えない商品券でした。つまり、お客様にとっては、使い勝手の悪い商品券でした。そこで私たちは、八戸市全体の活性化を基本に、デパートでも使え、飲食店、タクシー、理・美容院などあらゆるところで使える商品券づくりを目指そうと、研究会のメンバーが足を棒にしながら、働きかけた結果、皆さんの同意を得まして発行することができました。発行にあたって法人でなければ認可が得られないということから組合組織として発足したわけです。

○14年連続商品券発行高全国1位
 おかげさまで、平成4年から14年連続、地域型商品券として発行高が全国トップです。設立からの累計では、100億円弱となりました。これは、お客様より使い勝手のよい商品券として認知していただいた結果と思っております。大型店単独商品券も発行されておられますが、やはり、ダントツ人気ナンバーワンです。商品券のデザインを、それまでの八幡駒から平成14年の新幹線開業に併せ、500円券のデザインを「はやて」にリニューアルしました。結果、「蕪島」をデザインしている1,000円券とともに、商品券が組み込まれたJR旅行企画商品として売り出していただき、八戸市及び近隣の皆様に留まらず、県内外のお客様にも商品券を使って頂く機会を得ました。八戸をアピールする媒体として商品券が使われることは、全国でも初めてでないでしょうか、感謝とともに努力が報われたと組合員全員喜んでおります。

○お客様に愛され、組合員にも喜ばれる商品券づくり
 はちのへ共通商品券は、平成20年に20周年の節目を迎えますが、よりいっそう飛躍するためにも、お客様と接する組合員の強化が何より大事と考えています。そこで、組合員のためにPOPやラッピング、ディスプレー、陳列、チラシなどの研修会を毎年開催しています。もちろん魅力強化とお客様への感謝の気持ちを込めたイベントも開催していきます。これからも、お客様の声に耳を傾け、使い勝手のよい商品券づくりを目指します。

ご意見・ご要望は
はちのへ共通商品券協同組合
〒031-0076 八戸市大字堀端町2番地3(八戸商工会館内)
TEL 0178-71-1991 FAX 0178-71-2351
URL http://www.syohinken.jp/

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