みちのく組合情報

秋田
「いきいき健康商店街」を開催中!
〜ウォーキングで来街者との絆を深める〜

鹿角市花輪大町商店街振興組合
石木田幸一郎理事長

○イベント事業への取り組み
 鹿角市花輪大町商店街振興組合(60組合員)では、全国商店街振興組合連合会の平成22年度商店街実践活動事業の採択を受け、10月16日から「いきいき健康商店街」を開催しています。
 「いきいき健康商店街」は、商店街を訪れたお客様に街区を散歩またはノルディックウォーキングしていただき、その歩数と距離を記録するイベントで、平成23年2月28日まで毎日実施します。
 参加者には、同イベントの「ほほほ倶楽部」の会員になっていただき、開催期間中に商店街を歩いた歩数を記入する「歩健証」をお渡しします。また、この「歩健証」を持つことで、ハミングカードのポイントのサービスや、街区内の各店舗の様々なサービスを受けることもできます。
 オープニングイベントの10月16日(土)には、参加者全員でラジオ体操をした後、ルールの説明とノルディックウォーキングの指導を行い、参加者は各々の目指す距離コースに向けて元気に歩き出し、活気に溢れたスタートとなりました。また、当日は、街区内の各店舗を巡る「商店街キーワード探検ゲーム」も同時に行ったほか、ウォーキングの後は、鹿角の食材をふんだんに使った豚汁と新米のおむすびを堪能していただきました。
 賑やかなオープニングイベントの後は、「ほほほ倶楽部」の会員数は日毎に増え、平成22年11月30日現在は131人となっています。


○今後の抱負
 本事業への取り組みのきっかけは、商店街で懸案となっている事項を話し合ったときに出された「街の強み・弱み、健康、コミュニケーション」というキーワードでした。商売には速攻では反映しないかもしれませんが、ともに街で生業を営む、勤務する、あるいは、暮らす皆様とは同士の絆を、そして街を訪れてくださるお客様と商店街との絆を、この事業を契機としてつくっていきたいと思っています。
 ウォーキングを機に、お客様と各商店とのコミュニケーションが一層深まり、販促に繋がることが期待できますし、また、行政には健康をキーワードにした商店街の機能と存在のアピール、そして存続のための維持管理施策を要望できる契機にしたいと思います。商店街の顧客は65歳以上が7割以上。いずれ交通弱者になった折には商店街の存命が生命線になるやもしれません。そういった意味で、この事業は街を存続させるためのプロローグです。即決に成果を求めようという気負いはなく、今回はじっくりと内から外へと活性化を図りたいと思います。

お問い合せ先
鹿角市花輪大町商店街振興組合
〒018-5201 鹿角市花輪字中花輪14
TEL:0186-22-0055

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