この技術は日本精機(株)が持っています
◆技術の名称 吟醸酒用ジュール火入れ装置
◆技術の特色 装置は新エネルギー・産業技術総合開発(NEDO)の委託を受けた中小企業総合事業団の「中小企業 創造基板技術研究事業」により、秋田県創業食品研究所技術のシーズをベースとして研究開発した装置です。事業化の第一弾として、秋田県内酒造メーカー、秋田県総合食品研究所と産学官共同研究支援事業を受けた 実用機の製作を現在進めております。

1.吟醸酒というデリケートな高付加価値液体を±0.5℃のシビアな温度制御にて熱処理する事に よって、絶妙な香気バランスを保ったまま、殺菌を行うことができるところにあります。品評会等に出品する吟醸酒でその効果が実証されると期待されております。

2.現在人間の手作業によって行われている火入れ作業が、自動的にしかも、夜昼関係なく高信頼性で 行えることから省力化、更にはコストダウンにつながります。吟醸酒のみではなく、清酒全般でも同じ事がいえます。

3.応用としては、吟醸酒以外の各種果汁、植物抽出液、高粘土食品等の殺菌にも使用できます。
◆セールスポイント ●ジュール加熱とは
通電加熱とも呼ばれ、処理液体に直接電気を流して加熱する方法です。処理液体自ら発熱するため、従来の加熱方法では避けることの出来なかった、加熱ムラ、焦げがほとんど発生しません。電極にはチタンを使用しており、処理液体への影響はほとんどありません。

●殺菌処理の運転について
1.処理温度が安定するまでは少量のダミー液体を流します。製品との識別は、容積にてコントロールすることで、 歩留まりを上げることが可能です。処理終了時に関しても同様です。

2.毎時200リットルの処理(加熱処理温度60℃〜80℃)で15kWの電力を必要とします。また、加熱処理後に冷却したい場合には、チラーユニットを追加することで10℃位までは可能となります。

●吟醸酒での官能検査結果
研究開発しました装置にて殺菌処理した吟醸酒の官能検査を、醸造試験場の研究員7名を含む28名にて行った結果からも ジュール加熱の優位性が実証されております。官能評価結果およびガスクロマトグラフィ−を用いた分析結果は以下の通りとなっています。
 
香気成分
(%)
残存酵素活性
(%)
火落菌
(cfu)
官能評価
生酒
100
100
10,000
ジュール加熱
98
ビン火入れ
95
〔秋田県総合食品研究所データより〕
◆連絡先担当者 営業企画部 小方正樹
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「研究開発装置」
価格¥2,500,000−(標準タイプ)
 
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