新年を迎えて

秋田県中小企業団体中央会
会長 米澤 實

 新年明けましておめでとうございます。
 輝かしい平成17年の新春を迎えるに当たり、会員並びに中小企業の皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
 昨年5月、通常総会で会長に選任されて以来、五里霧中で過ごしてきた年でありました。
 日本経済を顧みますと、経済界挙げてデフレ経済からの脱却や景気回復を祈願した一年であり、一時は生産活動に緩やかな上昇機運が見られたものの、16年度通期での企業収益では減益が予想されるなど、一部大企業を中心とした持ち直しの動きも、原油価格高騰や円高の進行などの影響によって、後半は腰折れの状況が見られ、中小企業にとっては相変わらず厳しい経営環境の一年でした。
 国際的な問題では、泥沼化しているイラク情勢や北朝鮮拉致問題が政治的に未解決であり、また、世界経済に大きな影響を及ぼすようになった中国の問題など課題が山積しています。
 一方、国内的には三位一体の議論がまだまだ政治レベルで続く中で、厚生年金や国民年金保険料のアップ、消費税免税点の引き下げ、定率減税の廃止など大増税時代を迎えようとしております。
 また、夏場過ぎから日本列島各地で猛威をふるった台風により相当の被害が続出し、さらには新潟県中越地震など大型の自然災害も加わり、痛手を被った中小企業も数多く見られました。
 被災地におかれましては、一日も早い復興をお祈りしております。
 しかし今もっとも必要なことは、国民や中小企業の先行き不安を解消することであります。特に雇用を支え、地域経済を支えている圧倒的多数の中小企業が活き活きと将来への希望を持って企業活動に専念することができる政策展開が何よりも不可欠であるものと思います。
 本会と致しましては昨年に引き続き、連携組織を通じた創業や新事業展開を積極的に推進するほか、中小企業の経営革新に総力を挙げて取り組む所存です。
 最後に会員組合並びに会員企業の皆様のますますのご繁栄とご多幸をお祈り申し上げるとともに、関係機関のご支援とご鞭撻をお願い申し上げ、新年を迎えてのご挨拶と致します。



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