平成15年度 秋田県中小企業団体中央会の重点事業の概要

 本会の本年度の重点事業を紹介します。

Ⅰ会員組合の活性化支援

(1)組織化集中指導事業
 組合及び組織化を目指している任意団体等に対して、現在抱えている課題や問題点等の解決を図るとともに、組織化を進める上での支援を行います。
 15年度は、17組合に対して支援を行っていきます。

(2)組合特定問題研究会事業
 経営環境・社会情勢の変化に対応し健全な事業継続が行われるよう、組合又は業界全体の課題について、専門家や県外の先進事例的なリーダー等を招聘して懇談会形式で課題の解決を図るなどの支援を行います。
 本年度は、3組合等について支援を行っていきます。

Ⅱ 経営革新支援による組合員企業等の体質強化

(1)経営ノウハウ導入支援事業
 昨今の厳しい経営環境下で、自社の受注、適正利潤確保のために抜本的な経営体質の改善を図ろうとする企業に対し、14年度からその企業が所属する組合等と連携しながら、専門的な指導の実施により、企業経営の体質改善・強化のための支援を行っております。
 本年度も引き続き、県内機械金属工業界を対象に、その対象企業が抱える課題に適した専門家とともに、現地での指導・助言を行いながら課題の解決を図ります。
また、その活動内容は先行事例として業界内に成果を報告しながら、業界全体のレベルアップに繋げていきます。

(2)青年部交流会事業
 青年経営者同士が広く意見交換のできる場を設定し県内5カ所で交流会を実施します。今年度は、販路開拓及びマーケティング強化策をテーマにデザイナーを交え、販売戦略上からみた商業デザインの役割について懇談を行います。

 

(3)青年部研究会
 組合の活性化のためには中小企業の青年経営者、若手後継者及び若手幹部の活力と創意工夫に期待するところが極めて大きいことから、若手経営者、後継者で構成される青年部が研修を実施する場合に助成します。

(4)ポイントカードサミットの開催
 消費の冷え込みが本格化する中、ポイントカードやスタンプは、地域の小売商業者が共同でできる唯一の手段となっています。加えて、消費者にインパクトを与える事業を継続的に実施する必要があることから、地域や組織形態の枠を超えた活動に対し積極的な支援を行い、県民(消費者)へのアピールを行っていきます。


 

Ⅲ 企業間のコーディネート機能の強化による連携の推進

(1)デザイン提案プロジェクト推進事業
 県内企業とデザイナーとの「出会いの場」を創出するとともに、各プロジェクトを中心にデザイナー提案型事業を展開することで、県内デザインのレベルアップと県内中小企業の新商品、新技術の開発を促進し、企業の活性化を図っていきます。

イ)地域デザイン懇談会の開催
 県内企業とデザイナーとの「出会いの場」の創出の交流懇談会を、9月上旬から県内5カ所(秋田市、能代市、湯沢市、鹿角市、角館町)で開催します。

ロ)「白神山地の特産品を考える」プロジェクト
 本プロジェクトは、白神山地のブランドを活用し、新たな特産品開発についてデザイナーから提案し、具体的な商品開発に繋げていくことを目的に立ち上げました。
 本年度は、地域との懇談会を通して地元ニーズを吸い上げるとともに、企業との連携による「白神ブランド」商品開発の可能性を探り、白神ブランド商品の確立と新商品の試作デザインに取り組むことにしております。

ハ)第3回あきたデザインフェスタの開催
 県内企業及び県民に広く「デザイン」をPRするとともに、あきたデザインネットワーク等の活動の取組みや成果を発表します。11月初旬に開催します。


第2回あきたデザインフェスタ 2002.12.7〜8

(2)企業連携シーズ育成事業
 県内の食料品製造業の皆様が様々な商品開発に取り組んでいる中、近年の健康ブームを背景に「新商品を開発したい」、「既存の製品に付加価値をつけたい」といった企業シーズを持ち寄る場として「あきた機能性食品研究会」を組織し、本会でその活動を支援しています。
 本年度は新たな機能性食材として『やまぶしたけ』と『発芽玄米』の2つをテーマに秋田県総合食品研究所等公設機関と連携しながら、新たな機能性食品の開発を目指します。

Ⅳ 企業組合等による創業の促進

(1)グループ創業バックアップ事業
 企業組合は最低資本金の制限がなく、創業の第一歩を踏み出す組織として全国的に注目されており、本県でも介護関連や特産品開発等の企業組合が誕生しています。
 昨年11月には法改正により設立の要件が緩和された他、法人からの出資も引き受けられるようになる等ますます創業しやすくなりました。
 本会では、本年3月に開催した「創業・企業経営刷新プラザ」の流れを受け継ぎ、「介護事業」に特化した「創業塾」を開催する他、県内3カ所で「創業プラザ」を開催し、新たな創業に向けたアプローチを積極的に展開していきます。

Ⅴ 組合等のIT化促進

(1)組合等情報コミュニケーション構築事業
 組合等の事務局と組合員企業の情報交換や案内等を効率よく行うためにインターネットを活用した情報コミュニケーション構築ツールを本会が提供します。
 具体的には、「掲示板」、「簡易予約システム」、「メール同報システム」、「カレンダー型スケジュール」、「メーリングリスト」の5つのツールから3つを自由に選んで利用できます。


 組合等の実情に応じたツールの選定や設置並びにその後の利用方法や操作研修などをパッケージにして支援します。
 これにより、組合等の通信コストの削減や組合員との効率的な情報伝達手法が確立できます。
 組合等には、初期費用として31,500円を負担して頂きます。
現在、本事業の利用を希望する組合を募集中です。
 詳しくは、企業交流課(TEL018-863-8701)までお問い合わせください。

(2)情報創造発信強化支援事業
 組合及び組合員企業のインターネットを活用した情報発信機能の強化を目的に、14年度は組合等が中心となって傘下企業の商品等をデータベース化し、県内業界が一体となったECサイト構築の支援を行いました。15年度も引き続き本事業を実施することで、県内企業のECサイトの導入を促進し、企業経営において売上増進を図るとともに、販売管理、顧客管理等を通じた販売促進策を講ずることが可能となるなど、効率的な企業経営ができるよう支援をしていきます。

(3)インターネット戦略セミナー
 ITを活用した企業戦略の実践に役立つように企業経営者及び情報化担当者を対象に研修会を開催します。(秋田市)
【開催予定の講座】
○Excel基礎講座
 表計算、グラフを中心に基本操作を学びます。
○Access基礎講座
 データベース作成を中心に基本操作を学びます。
○ホームページ作成基礎
 ホームページ作成の基礎を学びながら、既存のホームページの変更の仕方などを学びます。
※掲載した写真等はいずれも昨年度に実施した事業の写真を使用しています。



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