景況レポート
DI値 3ヶ月ぶりに改善
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回答数 74名 回答率 92.5%
9月分



図の見方●前年同月比の【D.I値】をもとに作成しております。

 9月分の県内景況は、前年同月と比ベて景況が「好転」したとする向きが9.5%(前月調査9.1%)、「悪化」が55.4%(同55.8%)で、業界全体のDI値は-45.9ポイントで、前月調査-46.8ポイントと比較して0.9ポイント好転しました。業種別では、縫製業と県北地区の機械金属業の受注量が増加したことにより製造業全体としてのDI値は-51.7ポイントと好転しました。また、非製造業は自動車整備業と県南地区の砕石業を除いては、売上高が減り続けるなど多くが低迷したことのよりDI値は-42.2ポイントと後退しました。

対前年同月比
好転悪化割合 業界全体




業界の声
☆清酒の出荷量は2,242キロリットルで前年同月比85.6%で推移しました。
(食料品)

☆婦人服、ニット織の発注は順調であるものの、紳士服は海外生産の影響により伸び悩みの状況にあります。
(繊維)

☆新設住宅着工件数の減少により、受注は前年同月比20%の減少となりました。
(プレカット)

☆高速道関連・成瀬ダム工事用道路工事等があり対前年比で151.3%の出荷量で、前月に引き続き増加しました。
(砕石)

☆清酒は需要期になったが前年比で減少、ビールは発泡酒に押されて減少しました。また、発泡酒・リキュールは種類が多くなったことから一時の勢いがなく減少しており、全体で前年を下回りました。
(酒類卸)

☆9月の新車販売台数は、軽自動車2,176台(前年比103.0%)、登録車は3,157台(前年比94.1%)、合計では5,333台(前年比97.6%)となりました。
(自動車販売)

☆9月の整備需要は、前年同月比で7%の増加で推移しました。
(自動車整備)

☆ダイエー秋田店撤退による影響は、買回商品で20%、最寄商品では50%の売上げの減少となりました。
(秋田市大町商店街)


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