秋田には通産大臣指定の4つの伝統的工芸品(樺細工・川連漆器・大館曲げわっぱ・秋田杉桶樽)があります。
　これらの工芸品は、古くからわれわれの暮らしに密着した生活用品として活用されてきましたが、近年は県外への販路拡大を狙い、様々な活動をしています。
　その一環として、各協同組合が中心となりパンフレットの発行や大都市圏での物産展を開催してきましたが、全国へリアルタイムに情報を発信することができませんでした。
　そこで、各組合及び傘下企業は中央会が進める「中小企業情報創造発信強化支援事業」を活用して、12月14日からホームページでの情報発信・販路拡大事業を始めました。
　これを機に中央会のホームページに「秋田の伝統工芸品コーナー」を設け、一元的にＰＲしています。

〔樺細工〕角館工芸協同組合他2社
〔川連漆器〕秋田県漆器工業協同組合他33社
〔大館曲げわっぱ〕大館曲ワッパ協同組合他7社 ※リニューアル
〔秋田杉桶樽〕秋田杉桶樽協同組合他10社＋1組合

　県内で最も古い業界の一つである各伝統工芸品産業が、最も新しいツールを活用して新たな挑戦を始めました。
今後は、鮮度のある情報が発信されるよう各企業が新商品などの情報を積極的に発信することが求められます。
　本会では、インターネットステップアップ研修等の各種研修会への参加を呼びかけるほか、業界とお客様のニーズに沿ったシステムづくりへの支援を継続していくこととしています。