組合情報アラカルト

釧路・函館市場の視察研修を実施
 協同組合秋田市民市場

 老朽化した店舗の全面的な建替計画を推進中の協同組合秋田市民市場(川村忠理事長)では8月22日(火)〜24日(木)の3日間、組合員ら約20名が参加して釧路市・和商市場、函館市・自由市場など延6ヶ所の視察研修を実施しました。
●釧路市・和商市場
 ちょうど1年前に全面リニューアルを終えた和商市場は、季節柄か首都圏からの観光客が多く、お客が自分好みのドンブリ飯に仕上げる“勝手丼”が人気を博していました。
●函館市・自由市場
 平成7年大晦日の火災で店舗を全焼後奇跡の新築オープンを成し遂げた自由市場は、鮮度、値段ともに視察先の中では最も評価が高く、冷蔵ストッカーを全部2階において売場面積の狭さをカバーするなど、店舗スペースの有効活用が図られておりました。
●視察研修を終えて
 視察研修に参加した組合員からは「今回の視察目的であった通路や照明、店舗レイアウトや駐車場などの店舗施設面のほかに、組合運営やソフト事業の展開など貴重な生の情報も多く得ることが出来た。今後の建替計画に大いに参考にしていきたい」と大収穫となった視察結果を受けて、今後の抱負を語っていました。

あきた・羽州酒蔵街道日本酒を楽しむ会開催
 あきた・羽州酒蔵街道の会

 9月16日(土)、湯沢市「湯沢グランドホテル」において「あきた・羽州酒蔵街道日本酒を楽しむ会」が開催されました。
 あきた・羽州酒蔵街道の会は、現在の国道13号線沿いにある秋田県南部の5つの酒蔵が相集い、米の国秋田の自然を活かした美味しいお酒を提供し、日本酒ファンの拡大と酒文化の啓蒙等各種プロジェクトを推進するために結成されました。
 プロジェクト第1弾となる今回は、日本酒をこよなく愛するアメリカ人ジョン・ゴントナー氏を迎えて『私の日本酒観』と題して講演が行われ、アメリカではワインの評価を点数・ランキング化し、高い評価を受ければ、値段が高くなるシステムがある。
 日本酒は、人それぞれ自分に合った日本酒を見つけて愛飲すればよいと日本での新酒鑑評会での点数化を疑問視する向きの日本酒観も披露されました。
 講演後、参加した日本酒ファン約40名は心ゆくまで各蔵元の吟醸・純米酒を堪能していました。
 なお、5蔵元が共同で企画した純米酒詰め合わせセット“あきた・羽州酒蔵街道”(300ミリリットル5本入・2,700円/消費税別)は9月25日(月)から発売開始となりました。
 是非、一度ご賞味下さい。

※あきた・羽州酒蔵街道の会メンバー
 両関酒造株式会社(湯沢市)・日の丸醸造株式会社(増田町)
 浅舞酒造株式会社(平鹿町)・阿桜酒造株式会社(横手市)
 出羽鶴酒造株式会社(南外村)

タウンモビリティが始動
 鷹巣駅前商店街協同組合連合会

 自力で移動することが困難な高齢者や障害者が市街地内で買い物や公共施設、病院等へ不自由なく移動できるよう軽車輌などを貸出する「タウンモビリティ」が8月から鷹巣町で開始されました。
 全国でも例が少ない先進的な取組みで、鷹巣駅前商店街協同組合連合会(木村金夫会長)がその運営主体となり、同連合会事務所に隣接して取次ぎ事務所兼保管庫を設置し、電動スクーター5台、三輪車3台、四輪車2台、自転車5台などを無料で貸し出しており、近くショッピングカートも導入することにしております。
 “街中を快適に移動する”このシステムはイギリスの「ショップモビリティ」の改称として普及しており、商店街における交通弱者の移動性の向上や市街地の活性化に貢献するものとして大いに期待されています。

ふれあいまつり開催
 秋田市中央通り商店街振興組合会

 秋田市中央通り商店街振興組合(安藤五郎理事長)では、9月23日(土)、通称「タマゴ公園」(中通三丁目街区公園)において恒例の「ふれあいまつり」を開催しました。
 公園内では、地域住民が参加してのフリーマーケットや“一文字”特製のおにぎり・豚汁コーナー、野菜・山菜・果物販売コーナーなどが大盛況であったのをはじめ、ヤマハミュージックパーティや勇壮なやまばと太鼓の演奏が行われたほか、豪華賞品が当たる恒例の商店街ウォークラリーや空き缶積み3分ゲーム・万歩計2分ゲーム大会など盛り沢山のイベントが行われ、終日、大変な賑わいを見せ、盛会裡に終了しました。


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