組合間交流・企業のマッチング等緩やかな連携への支援
創業・経営革新への取組みの積極的な展開
情報発信機能強化のさらなる支援など

〜新年度活動方針を承認　本会通常総会〜

　本会の平成12年度通常総会は、5月23日(火)午後1時30分から秋田市「秋田キャッスルホテル」において開催されました。
　総会には会員組合から347名(委任状出席を含む)の出席を得て、「平成11年度一般会計並びに特別会計における事業報告書、貸借対照表、損益計算書及び剰余金処分案の承認」並びに「平成12年度一般会計並びに特別会計における事業計画、収支予算の設定」その他全ての議案が満場一致をもって原案どおり可決承認されました。
　また任期満了に伴う役員改選を行い、東海林正隆会長を再選したほか、理事30名、監事3名を選出しました。
　続いて行われた懇親会には、秋田県産業経済労働部長関総一郎氏、秋田県議会商工労働委員長伊藤万治郎氏、秋田市長石川錬治郎氏、商工組合中央金庫秋田支店長養田修氏ほか関係機関から来賓30名のご臨席を賜り、和やかな雰囲気の中会場のあちらこちらで歓談が続き、盛会裡に終了しました。
　なお、懇親会に先立って行われた表彰式では優良組合10組合、組合功労者35名、組合優秀専従職員12名、中央会事務局専従者1名が本会会長表彰を受賞しました。

秋田県 産業経済労働部長 関総一郎氏

秋田県 議会議員商工労働委員長 伊藤万治郎氏

秋田市長 石川錬治郎氏

　冒頭、挨拶に立った東海林会長は、昨今の経済情勢に触れ、「景気は、穏やかな改善が続いていると云われているが個人消費が伸び悩み、失業率が高水準で推移するなど依然として先行き不透明感が濃い状況にあり、中小企業は総じて一進一退の厳しい経営を余儀なくされております」と景気回復のテンポが鈍い状況にあるとの見方を示しました。
　また、昨年度中小企業基本法改正など中小企業政策の大転換が行われたことについて「中央会は今後中小企業組合の組織化のみならず、企業組合制度活用による創業、企業間連携による経営革新・新分野進出への支援、また、本会職員1名を派遣しておりますあきた産業振興プラザとの連携強化による企業支援など、会員組合への支援はもとより、県内中小企業や任意グループを含めた幅広い連携組織への支援機関としての取組みを強化していく所存であります」と今後の中央会の果たすべき役割や本年度活動方針について挨拶致しました。