中小企業白書(平成11年版〜その(1))
▲中小企業をめぐる環境変化 |
▲中小企業の位置づけ・多様性 ・経済の中で中小企業が占める比重は大きく、地域経済の中での中小企業の役割も大きい。又、中小企業は極めて多様。生産性、利益率、成長率のばらつきは大きい。「中小企業」を一括りに捉え、平均値によって「大企業」と比較するのではなく、多様な実態を見ていくことが必要。 ・研究開発は中小企業全体としては不活発。しかし、実施企業だけで見ると中小企業の研究開発も遜色ない水準にある。 (第2図、第3図) |
第2図 全企業数に占める中小企業数の推移 (企業ベース,事務所ベース) |
第3図 企業規模別研究開発を行っている企業割合 |
▲中小企業の動態 ・開業率 幼児死亡率」は高いが生き残ったものは大きく成長。生産性も向上している。 ・新規開業の経済全体へのインパクトは大きいものがある。中小企業も成長を遂げ大企業となる。業種転換、業態転換も経済活性化に寄与する部分が大きく、中小企業、新規開業は地域の雇用創出に大きく寄与している。 (第4図〜第7図) |
第4図 開廃業率の推移(非一次産業,年平均) |
第5図 開業後の平均従業者数の推移 (昭和62年以前より存在する事務所=100)(製造業) |
第6図 平成3年から平成8年における規模間移動 |
第7図 小売業の規模別開廃業率(平成6〜9年) |
▲中小企業の動態 【以下、来月号に続く】 |
第8図 創業希望者の推移 |
第9図 創業希望者数の内訳(年齢別,性別) |
第10図 創業の動機 |
第11図 創業時の障害 |
第12図 開業率低下の理由 |
第13図 失敗経験の評価 |