本ビールの特徴は、穫れたてのホップを穏和な条件で軽く乾燥させた後、加工せずに生のまますぐに仕込んだもので、本来のホップの香味がそのままビールに生きている。
通常、収穫したホップは乾燥後、すぐに粉砕され、さらにペレット状に加工し、真空状態で保存される。ホップは、酸化されやすく劣化が進みやすい。また、粉砕される際にホップのルプリン(ホップの苦味成分を多く含む)が、損傷を受け劣化する。従って、加工することによりホップの香味は、少なからず変化する。仮に、収穫してすぐに生の状態でホップを使用することが出来れば、新鮮な香味をそのままビールに移行させることができ、本来のホップの香味を持ったさらに高品質のビールを作ることが可能と考えられる。しかし、生のホップをそのまま使用することは、通常困難なことであり、秋田の地ビールメーカーだからこそできたビールであろう。
我々は、秋田県内で栽培されたホップを用いて、収穫後すぐにビールの仕込みを行った。ホップの収穫時期は、8月下旬から9月上旬であり、今しか味わえない出来立ての生ホップビールである。研究所がホップの収穫に立ち会い、さらに分析を行い、品質の高いホップであることを確認した。さらに、完成したビールの分析も行い、高品質のビールであること確認した。
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