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ビールの作り方について

1. 麦芽の製造
 ビール製造では、仕込時に大麦の持つ酵素により自分自身のでんぷんを糖化させている。その酵素を作るために大麦を発芽させて酵素を多く作り出させているのである。またビールの琥珀色は麦芽を焙煎するときに生じた色である。
2. 麦汁の製造
 この工程によりビールのもととなる麦汁を作るのである。具体的には、水と麦芽を混ぜて温度を上げながら糖化液を作製する。次に濾過後、ホップを添加して煮沸し、濾過後、冷却し空気を送り込んで麦汁を完成させる。
3. 主発酵
 先ほどの麦汁に酵母を添加して発酵を行わせる。この時にアルコールと炭酸ガスが生じ、約1週間ほどで若ビールができあがる。
4. 貯酒
 低温で4週間ほど行う。これによりビール中の香味が安定し炭酸ガスもしっかりとビールに溶け込む。
5. 樽詰め・瓶詰め
 完成したビールを空気を混ぜないように樽や瓶に充填し、香味が変化することのないようにお客様にお届けする。

ホップについて

 和名を「せいようからはなそう」と言う。ホップは紀元前6世紀頃より新バビロニア王国でビールに使用されたのが最初であると言われている。
 ホップはビールに苦味と芳香を付与し、泡持ちも良くする。また雑菌の繁殖も抑える。薬効作用も数多くあり、ホップだけに含まれるプレニルフラボノイドは骨多孔症治療効果、抗ガン作用、動脈硬化予防作用があると報告されている。また更年期障害への治療効果もあると言われている。

ビール酵母について

 ビール醸造に用いられる酵母は、Saccharomyces cerevisiae(サッカロミセス セルビシエ)という種類の酵母で、糖からアルコールと炭酸ガスを作り出すことができる。これは、清酒酵母やパン酵母と同じ仲間である。
 ビール酵母は、上面発酵酵母と下面発酵酵母の2種類に分けられる。その名の通り前者は、発酵終了後に上面に浮き上がり、後者は、タンクの底に沈む性質を持っている。
 日本の大手メーカーのビールは、全て下面発酵酵母で作られたピルスナータイプであり、その香味はほぼ同じである。一方、国内の地ビールメーカーは上面発酵酵母を用いてビールを作っているところが多く、ビールの香味が様々である。

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