お店を始めたのはいつ頃ですか?
 
商売を始めて100年以上は経ちます。
主人で7代目です。

最初は、秋田市の牛島で商売を始め、その後は行商をしていたようです。
和田駅がオープンする時にここへ移り、お店を構えました。
和田駅と共に歩んできたんです。

当時ここは「河辺郡和田村」と呼ばれていました。
私が嫁いできてからは、時代の流れやお客様の声に合わせ
お店を改築したり、商品の入れ替えを行ったりと
今日まであっという間に過ぎました。
商品の入れ替えはやはり大変でしたか?

もとは染物屋でした。呉服、反物の販売をしていました。
教科書も扱っていたんですよ。
時代とともに、洋服を扱うようになり
現在は少しですが生活雑貨も扱っています。

レジの周りは畳になっていますが、反物を広げて見やすいように
畳になっているんですよ。

たばこや飲料のほかに宝くじも扱っています。
ぜひ一度いらしてみてください。
うちには、鯉の彫刻が施された扉の蔵があります。
そこにはいまだに、染物の材料や道具が大切に保管しているんです。

(記者独り言)
以前、取材を受けたこともあるという立派な蔵。
拝見することは出来ませんでしたが、ずっとずっと大切にしていってほしいと思いました。
店内のお洋服の品ぞろえは素晴らしいですね!

いえいえ。
ただ、地元の方の好みに合う洋服や
季節感のあるものやサイズなど
いろいろ揃えているんです。
 
ただ、たばもそうですし、いろいろな面で大型店等に押されている気持ちも
もちろんあります。
昔ではあちこちで聞こえていた元気な子供の声も
最近ではあまり聞こえなくなってきていますし
少し淋しい気持ちもあります。

それでも地元の方が利用してくれる限り、頑張っていこうと思っています。

(記者独り言)
インタビュー中にもお客様がいらしていましたが奥様が、丁寧にお洋服の種類や
生地について、また、お客様のサイズにあう洋服を提案していらっしゃいます。
奥様の着ているお洋服も和柄がチラリと見えるとても上品なものでした。
お店にお習字セットがありますね?
はい!祝儀袋や香典袋を買って下さった方へ
お名前書きをサービスしています。
主人が、墨をすって丁寧に書くんです。
そしてドライヤーで乾かしてお渡し。
このくらい、お安いご用です!
(記者独り言)
ご主人は『硯(すずり)』にも大変こだわってお使いのようです。
小筆で書かれる文字は、まさに達筆!!素晴らしい文字でした。
このお店の周辺は、通りがとても綺麗ですね!

和田商店会では、50年ほど前から街路灯を設置していますが
この度、すべての電球をLED化しました。

長い目で見れば、自分たちの為にも孫たちの為にも
地球の為にも良いと思っています。
たばこの売り上げはいかがですか?

価格も上がるし、喫煙者数も減っているし、年々厳しいものがあります。
ただ、店内には常連のお客様が購入に来てくれますし、
出張販売もしていますが、たばこを購入してくれる方々のために
品切れをしないよう気を付けて在庫管理をしています。
編集後記

『今は年配や中年向きの商品を多く取り扱っています。
地元のお客さんが満足してくれる店であり続けたいと思っています』
そう語ってくれるお二人はとても楽しそうに、ご商売をしていらっしゃいました。

香典袋を買いに来たお客様へ奥様が
「ご仏前」と「ご霊前」の違いを教えてあげたり
そのすぐ隣でご主人がお客様の名前を書いてさしあげたり・・・

地元住民に愛される理由がここにある。
心温まるとても素敵なご夫婦がいらっしゃる柳原商店。

お店の前には、たばこ自販機・飲料自販機・灰皿が設置されています。
ぜひ一度、足を運んでみてください。
やなぎわら


とても仲良しのご夫婦でお店を切り盛りしており
地元になくてはならない、
皆に愛されているお店でした。

ご主人と奥様、お二人にお伺いしてきました。